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英語やり直し、何から? 大人が英語を始めるための完全ガイド

英語やり直し、何から?

社会人になってから英語をやり直そうと考えている方は多いのではないでしょうか。英語は世界共通語であり、ビジネスの場でも英語力は重要視されています。しかし学生時代に英語を習っても、使わずに時間が経つと だんだん忘れてしまいがちです。そこで「英語をやり直したい」と思っても、一体何から手を付ければいいのか分からず、途方に暮れてしまう人が多いのも事実です。

「発音から? それとも単語から?」「文法の基礎を押さえるべき?」「教材は何を使えばいい?」など、疑問は尽きません。一方で「とにかく始めるしかない」と思っていてもなかなかスタートを切れないでいる人もいるでしょう。

本記事では、英語学習をゼロから始める大人のための完全ガイドをご紹介します。社会人や主婦の方でも確実に英語力を伸ばせる方法をわかりやすく解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。英語の道は決して簡単ではありませんが、着実に一歩一歩進めば必ず上達できます。

Let’s restart English together!

目次

英語をやり直す際の最初の一歩

英語学習に本格的に取り組もうと考えた時、まず戸惑うのが”どこから始めればいいのか”ということでしょう。確かに選択肢は無数にあり、正解も人それぞれ違うかもしれません。しかし、大人が英語をやり直す際のベストな順序としては、以下の3ステップを押さえるのがおすすめです。

ステップ1:英語の発音を学ぶ
ステップ2:中学英語の文法を復習する
ステップ3:具体的な目標を設定する

ここからはそれぞれの内容をより詳しく見ていきましょう。

ステップ1:英語の発音を学ぶ


日本人が英語の発音で最も苦労する理由は、英語を”カタカナ発音”でしか学んだことがないからです。英語の綴りと発音はまったく別物なのに、つい頭の中で英語をカタカナに置き換えてしまい、正しい発音を身に付けられないのです。

そこで重要になるのが”発音記号”の習得です。発音記号さえ覚えてしまえば、英語の単語をあらゆる角度から見つめ直すことができます。たとえば”woman”という単語は、カタカナでは「ウーマン」と書かれますが、実際の発音は”wʊmən”と表記されます。頭の中でカタカナを完全に無視し、発音記号通りに発音する練習が必要不可欠なのです。

さらにYouTubeでも無料で発音レッスンを視聴できますし、日常的に発音に意識を向けるよう心掛ければ、それだけでも上達のスピードは格段に上がります。発音の重要性を理解し、地道に練習を重ねることが大切です。

ステップ2:中学英語の文法を復習する
英語はネイティブスピーカーでさえ完全に理解しきれない難しい言語です。しかし幸い、日本の学校教育では一通りの文法が学べるカリキュラムになっているので、大人になってから英語の勉強をやり直す際は、昔学んだことを思い出すだけで十分な下準備は整えられます。

とはいえ、学生時代に身に付けた文法知識は多かれ少なかれ抜け落ちているものです。そのため、まずは中学レベルの文法から丁寧におさらいすることをおすすめします。その際、文法書を一冊”ひとりでマスター”するのがコツです。

ステップ2:中学英語の文法を復習する

英語はネイティブスピーカーでさえ完全に理解しきれない難しい言語です。しかし幸い、日本の学校教育では一通りの文法が学べるカリキュラムになっているので、大人になってから英語の勉強をやり直す際は、昔学んだことを思い出すだけで十分な下準備は整えられます。

とはいえ、学生時代に身に付けた文法知識は多かれ少なかれ抜け落ちているものです。そのため、まずは中学レベルの文法から丁寧におさらいすることをおすすめします。その際、文法書を一冊”ひとりでマスター”するのがコツです。

文法書の量は、分厚すぎず薄すぎずが理想的です。資料が少なすぎると大切な部分を抜かしてしまいがちですし、分厚すぎても最後まで集中して学習するのは困難になります。

文法学習のコツは、”問題演習を繰り返す”ことです。理解できる箇所と理解できない箇所を見極め、分からない箇所のみを重点的に勉強する作業を繰り返すことで徐々に力がついてきます。そしてひとつひとつの知識が固まってくれば、応用して英文を作る練習に進むことができます。

もし学習にふさわしい教材が見つからない場合は、YouTubeの無料文法レッスンを利用するのもよいでしょう。一度文法の基礎を大人になってからでも学び直せば、以前は曖昧だった部分が理解でき、より確かな力を身に付けられるはずです。

ステップ3:具体的な目標を設定する

発音と文法の土台ができたら、次は目標設定です。目標がないと意欲が持続しづらく、学習を長く続けられません。特に社会人は時間が限られているので、具体的な目標を設定し、それに向けて着実に英語学習を進めることが大切です。おすすめの目標設定は、資格試験の挑戦です。

代表的な英語資格試験といえば、TOEICと英検です。TOEICは企業やビジネスパーソン向けの試験ですが、そもそも英語の基礎力がない段階ではTOEICを受ける意味がありません。まずは中学レベルの英語力をしっかりとつけることが先決です。

そこで英検がおすすめです。英検には8つの級があり、4技能(読む・聞く・話す・書く)を測る内容になっています。まずは自分の現在のレベルに合った級を受験し、合格することを目指します。例えばWebサイトで過去問を解いて、6割程度の得点が取れそうな級を選びましょう。

資格を取ることが目的ではなく、あくまでも”英語力を確実についていく目安”という位置づけです。資格を取れるか分からないうちから高い級にチャレンジするよりも、ゼロから始めるなら最低の級から着実に合格していった方が自信にもつながるでしょう。私も英検の級を一つずつクリアしていく中で着実に力がついていったことを実感できました。

英語学習を長く続けるには目に見える形でのゴールが重要です。資格試験に合格することをひとつずつの通過点にしていけば、計画的に学習を進められ、飽きることなくモチベーションを保ち続けられます。あとは規則正しい学習リズムを作ることも大切です。一日30分でも、週に数時間でも、自分に合ったペースを見つけて着実に英語に触れ続けましょう。

まとめ

これまでをまとめると、大人が英語の学習をやり直す際の第一歩は、
1.発音を学ぶ
2.中学英語の文法を復習する
3.資格試験合格などの具体的な目標を設定する
の3ステップです。どれも基礎固めの段階ですが、この地道な部分をしっかりとこなしてこそ、その後の上達スピードが格段に速まります。

最後になりましたが、一番大切なことは”英語を毎日継続すること”です。毎日コツコツとでも良いので、必ず英語に触れ続ける習慣をつけましょう。
例えば
・Youtubeの英語学習動画を5分でも見る
・英語の音声教材を車の中で聴く
・スマホアプリで英語学習
・英文を書いてみる
などなど、すきま時間を活用して英語に触れ続ける。これが英語上達への最短の近道です。

一時は英語をおろそかにしていても、大人になってから学び直すことは充分可能です。諦めずに着実に一歩ずつ進めば、必ずや夢の英語力が手に入るはずです。


Let’s start English again together!

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